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後6時又は7時からの開催が多く、更には土曜、日曜日にも開催されることもあった。
このため、資料収集に当たった兵庫事務所の担当者は、非番勤務となっていた日曜日の午後7時から開催される会議を傍聴するため、夕方5時頃から出勤するという苦労もあった。

 

?A 情報の分類、整理
 兵庫事務所では、蓄積される情報が増大するに伴って、当初のホワイトボードでは十分に整理しきれなくなったことから、国・県・神戸市・新聞記事等ごとにファイルを作成し、主要施策、部局毎に分類、整理された。
 これらのファイリングされた情報は、適宜最新の資料を追加したり、削除を重ね、最終的には、10分冊の「震災に伴う各種特例措置等に関する情報集」として整理されている。
=10分冊のファイリング=
兵庫事務所では、収集・蓄積した各種資料を以下のように分類し、ファイリングしている。
?@国(各省庁)・総務庁 ?A兵庫県災害対策本部《情報ファイル》
?B兵庫県《災害対策総合本部》 ?C兵庫県《災害対策特別委員会》
?D兵庫県《義援金・復興基金・住宅建築総合センター》
?E兵庫県《その他一般》 ?F神戸市 ?G市町関係資料(神戸市を除く)?Hその他各種情報 ?I新聞記事

 

 また、近畿管区局、兵庫事務所では、相談が多い 104項目について、「制度の内容」、「問い合わせ先」等を整理した「阪神・淡路大震災対策に関する情報」を平成7年2月1日に作成し、その後、2週間に1回程度加除を行い兵庫事務所に提供する支援措置を講じている。
 なお、これらの資料については、特設相談所以外の「特別相談所」及び「特別総合相談所」においても活用された。

 

 

 

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